またしても死んだ。しかも考えられる最悪の状態で。

ペットの訓練(実践編)で題材に取り上げたメア。もうちょっとで各スキルがGMになるということもあり、また金策の意味もあり、連日Shameに通っていた。そう、ペットは強くなっていたのだ。順調に。いつものことだが、問題はハンドラーにあった。まあ、Magotetuだって全く成長していなかった訳ではないけど中の人のプレイスキル不足はいかんともしがたかった。

メアはStone Elementalをしばけるようになり、Shame 1Fでは正直もはやなんの危険もない(プレイヤーが漫画読んでても平気)。自然と気が緩んでしまっていた。1Fの最奥まで来ると、メアがStone Elementalにターゲットされた事で自動反撃モードになり、Stone elemental4匹の中に突っ込んでいった。今の状態のメアはStone Elemental4匹と戦闘になってもHPの減りは緩やか。包帯を巻いてやれば十分持つ。アラいけないと思った私は、メアの後ろについて包帯を巻こうとした。しかしこれがまずかった。十分に確認していれば防げたことなのだが、4匹のうち2匹はまだメアにターゲットしていなかったのだ。言うまでもなくその2匹は不用意に近づいた私をロックオンしフルボッコ。昇天するまでほんの数秒だった。死んでしまえば包帯巻きは勿論、コマンドを出すこともできない。灰色の世界で4匹のStone Elementalに囲まれながらも果敢に戦うメアを見つめるしかなかった。ごめんな・・・

包帯による後方支援を失ったメアは1匹を沈めるも、あえなく昇天。正直胃に来るほど堪えたが、その場で見つめていても仕方がないので、外に走って、野良ヒーラー(NPC)に蘇生を受ける。

Shameの入り口まで駆け戻って、HPの回復を待つ。さて、どうしますかね・・・

Shameの入り口にはOsafuneのいう方の有名店がある。品揃えもよく、コンスタントに補充されていることから、常連にはベテランプレイヤーも多い。その店に人が来ていることには気が付いていたが、とても話しかける気分ではなかった。しかし、相手はとことこと歩いてきて。死んだの?と聞いてくる。はい、と答えるとあたかも当然のことのように、回収行こう、と言ってくれた。正直ぐっと来た。手伝おうか?でもなく、大丈夫?でもなく。さ、リカバリ行こうぜ、というその自然さに。初対面ですよ?

ちょっとキャラ変えてくるから待っててと言い残し、1分ほどでSigureさんというキャラに変えて再登場。私と同じテイマーさん(格がちがうので、一緒にするのはどうかと思うが)で純白のクーシーを連れている。死亡地点までダッシュして、さくっとStone elementalを片付けてくれた(たったそれだけの間に再度死ぬMagotetu)

死体を回収し、メアからなけなしのルート品を取る。ごめんな、形見に持っとくからな。3日も育てていると既に愛着があって、しんみり・・・。それを見ていたSigureさん、あることに気付いてしまった。

もしかしてお気に入りじゃなかったの?と訊かれてしまう(ここには気づきませんように、と祈っていたのだが、まあ気づかない訳もない)。初の2スロメアだったこともあり、待ちきれずに育成を初めてしまったこと(金もほしかったことは黙っておく)を説明したところ、「解るよ」と言ってくださった。馬鹿だなーでも、残念だったねーでもなく、共感してもらえるって精神的にキテるときには本当にありがたい。そして

Sigureさん「代わりの子、捕まえに行こう。手伝うよ」

・・・繰り返しますが、初対面ですよね?Tamanegiさんもそうだったが、何だろうこの優しさは・・・・。以前のこともあり、余り甘えるのは不味いということで丁重に辞退するも、暇だから問題ない、とのこと。優しい・・・

その昔UOの街の外はPKとモンスターが徘徊する人外魔境だった。今そんなゲームは存在しないし、あってもとてもじゃないがウケないだろう。そういうレベル。トランメルとフェルッカという形に世界が分離し多くのハードコアプレイヤー(PvPerなど)はヌルくなったと去って行った。その後も保険であるとか、Blessであるとか、色々とプレイヤーを保護する要素は追加された。それでも、UOというゲームは依然としてプレイヤーに冷たい。世界はプレイヤーを殺しにかかってくるし、死のリスクは軽くないし、プレイヤーが費やした時間を失う要素には事欠かない。ただ、こういう時にはそれがUOのすべてではないことを思い知らされる。このゲームだからこそ感じられる、他のプレイヤーの思いやりの有難さ。これも間違いなくこのゲームのもう一つの顔だ。すべての困難はプレイヤーを寄り添わせるために。

さて、話を戻すと、さすがにこれをお願いするのはマズいと思った。テイマーの神サイトVetarinary Meisterさんによると2スロのメアが出現する確率は12%程度(「ナイトメアのスロット2率と初期訓練ポイント」参照)、モンスターのスロット数はステータスにより決定されているので、Nightmareの場合、ステータスが下限に近くないと出ないことになる。実際、今回ロストした個体を捕獲するのに3日以上かかっている。でも、ここまで言ってくださっている、ということでちょっとやってみて駄目なら引き上げる旨をお伝えしようと心に決めてご一緒頂いた(幸いなことに、Magotetuのテイムスキルも、プレイヤーの慣れも上がっているし(思い上がり)、メアは即湧きで回転も良い)

この森には2匹Spawnするとのことだが、うち一匹はこの範囲に出る

いつものアンブラの森でメアを捜索開始。湧きポイントは大体つかめているのであっさり見つかるも、既に湧いて居たのは3スロット。そいつを掃除し、更に2匹ほど回転させた所で、2スロットが湧いた。早い(笑。Sigureさんはサポートも慣れているようで、こちらのテイムにInvisiを合せてくれる。ところがこいつがテイム完了後3スロットに・・・。今回は諦めようかと思った矢先、次に湧いたメアも2スロット。なんという引き。しかも結構良い個体(な気がする)。こちらはテイム完了後もスロット2をキープしてくれたので、めでたしめでたし、となった。

この後、デルシアで雑談していたところ、折角だからとGreater Dragonの捕獲を手伝ってくださり、さらには一段階目の育成が終わっているピンクのCu Sidheなんかも頂いてしまう。ピンクは確か約500匹に1匹のハズ・・・こいつはお気に入りになるまで厩舎から出さないぞ・・・

しかし死ぬ度に、資産を失うどころか、増えてるような・・・(良い子はマネしてはいけません)

 

6 Thoughts on “Ultima Online: UOの半分は優しさでできています

  1. carukan on 2018年4月5日 at 5:07 PM said:

    船さんまだいるのか…。
    昔同じギルドにいたから懐かしい。復帰しようかな

    • cipher on 2018年4月5日 at 5:39 PM said:

      初めまして、carukanさん。

      こんな、場末もいいとこなブログにたどり着かれるとは・・・すごい・・・

      コメント有難うございます。Shamer’sは2000年から営業しておられるお店だそうで。
      Osafuneさんのお友達でしたか。きっとお喜びになると思いますよ。私はただの客に過ぎませんが。
      ちなみに、お店に行くと、3日に一度くらいのペースで新しい復帰者の方とお会いしますので、復帰者も順調に増加傾向のようです。

      • carukan on 2018年4月6日 at 12:38 AM said:

        もう10年以上前のことなので、忘れられてるかもなぁ。
        私も昔のアカウントをブリザードに連絡して聞いてみます。

        • cipher on 2018年4月6日 at 8:13 AM said:

          carukanさん

          おお、ぜひに。
          因みに、ブリザードではなくBroadswordです(笑
          まあ私はDiablo3の時も似たような件で、実際Blizzardに問い合わせたことはありますが・・・

          Britaniaでお会いできるのを楽しみにしております

  2. carukan on 2018年4月6日 at 8:53 AM said:

    ブリザードじゃない!?
    問い合わせする先が違う!?(笑)

    • cipher on 2018年4月6日 at 1:55 PM said:

      元々、UOはEA子会社のORIGIN SYSTEMですね。今はORIGINは無くなって、EAに移管されて、日本人ユーザはEAJPの管轄になって、さらにBroadswordに移管されて今に至ります。そのあたり含め私のアカウント復活の顛末を、ざっくり別記事に纏めておきました。ご参考になればうれしいです。

      BilizardはDiabloシリーズとか、Word of Warcraftとかですね。今だとHearth StoneとかOverwatchっていう方が良いのかもしれませんが、何分ジジイなもので・・・

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