前回までで、追放の地で生き残るために大切なことは概ねお伝えできたかと思います。ですがまだ少し、お伝えすべきことが残っているのです。サーバの設定にもよりますが、これまでに築き上げた拠点は完全に安心できるものではありません。拠点の建造物には経年劣化(摩耗)と損傷があるからです。これはPvEでも同様で、外敵が攻めて来たり、砂嵐などが起きればそれによって拠点が破損し、限界を超えれば拠点が破壊されることを意味します

単純に言って、それらに対する対策は構造物を強化することと修理することという当たり前の方法しかありません。そんな訳で、今回は拠点のメンテナンスについてです。

構造物のアップグレード

拠点を建築するための建材は3つのTierに分かれています。1段階目は砂岩(3日目でご紹介したものです)2段階目はStobebrick(または寒冷地仕様として断熱木材)、3段階目は強化石です。材料としては下記のようになります

  • 砂岩
    岩石、木材
  • 石角片
    角片、整形材、鉄の補強材
  • 強化石
    硬角片、整形材、鋼の補強材

Tierが上がると、構造物の耐久力が上がり、破壊されにくくなります。既存の構造物は上位のTierの構造物で上書きすることができます。既存の場所に重ねて配置すると(設置イメージは通常通りゴーストで確認できます。少し見えづらいですが)、新しい構造物が設置されると同時に、同じ個所の元から構造物が砕け散り、通常に分解したときのように多少の資源がインベントリにもどります。なので、設計図(素案)のつもりで全パーツ砂岩でおいてしまってもさして問題は無いと思います。

修理

各構造物にはHPが設定されており、これが0になると破壊されます。HPは修理ハンマーを装備した状態で構造物にカーソルをあてると確認できます。損耗している構造物を見つけた場合は、必要な素材を持っていれば、使用キー長押しで表示されるメニューから修理を行うことができます。修理ハンマーは各構造物のレシピを選択した際、同時に習得します

出展:https://docs.google.com/drawings/d/1MZSowGR_Km6QIT-i3mTZkmAEZvoQPSauuYYlzFIAVoI/edit

また、襲撃に対して被害を減らすことを考えるのであれば、「角」を減らす、または緩和することも一つの選択肢です。通常の方形の建物の場合、死角が大きく、少人数での防衛の難度が上昇する印象があります(管理人の主観ですので、個々人の考え方もあるると思います)。その場合には、→のような方法で円に近い建造物を構築するのも一つの方法だと思います。もっとも、防衛に拘らない場合でも、円形に近い構造を持てるとバリエーションが増え、拠点もより美しくなりますので、知っておいて損はないと思います。

上記で襲撃について触れましたが、上記が指しているのは、通りがかりのNPCやサイが建物を蹴っ飛ばすことではありません。皆さんご記憶のことと思いますが、ここは追放の地であり、我々は流刑人です。乏しい物資を奪い合って相食むことを望まれています。それが他の勢力を制圧し、物資を蓄え、武器を整え、一大勢力を築き上げるなどということが無いよう、呪いがかけられています。この圧力は粛清メーターというものであらわされ、キャラクターシートの下部に表示されています。これがMAXになると、Purge(粛清イベント)が発動します(勿論Purge自体をサーバ設定でOFFにすることもできます。OFFになっている場合はメーターは表示されません)。大量のモンスターが拠点に襲い掛かり、建築物を破壊し、物資を略奪します。PurgeはメーターがMAXになれば即発動する訳ではなく、ある程度のランダム性を持ちますので、「アレ?満タンなのに発生しないな、良かったー」と安心していると、2分後に粛清開始!となり兼ねません。尤もPurgeも悪い事ばかりではありません。北に行くほどPurgeが発生した際の襲撃は激化しますが、それに伴って、現れる敵もまた高度化します。ドラゴンなどのモンスターは倒すことができるのであれば、これすなわち資源な訳ですし、名前付きNPCは捕まえてしまえば。特別レシピを持った有用な人材です。そんな訳ですので、PvPじゃないからいいやーと安心せず、いつどんな状況になっても挽回できる備えをお勧めします。

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